この時期、毎年恒例の市役所前の池の整備活動です。
今年はオニバスの里親制度を始めるため、里親に預けるためのポット苗作りがメインの作業。
◆Webアルバム: 市役所作業
池の排水口に近い浅場にたくさんの苗が密生しています。
これらを間引いて大きく葉が育つようにし、間引いた苗をポットに植えてお持ち帰り用にします。
里親募集は少し先になるため、ポッドに小分けした苗を箱に入れて池に沈めておきます。
芽が出たばかりの種。
新しい葉が出てくると、その根本から新しい根が生えてきて、どんどん根を広げていくようです。
池には今や絶滅危惧種となっているメダカやカワムツなどの小魚が群れていてビオトープのようです。
作業をしていると、市役所に来られた方々が時々興味を持って見に来ていただきました。
オニバスのことをお話すると、興味深く聞いていただけ、里親制度にも関心を示していただけたようです。少しずつオニバスの認知度を上げていきたいものです。
市役所での作業後、去年くらいからオニバスを育てていただいている小泉町の公園へ。
ここは南彦根駅のところの跨線橋を琵琶湖側に降りたあたりにあり、八王子神社の横が公園になっており、「泉祖弁財天」が祀られている周囲が池になっています。
環境的には、日当たりも良く、水深や水の流れなどが市役所の池と似ていて、オニバスの生育には好条件が揃っているように思えました。
◆Webアルバム: 泉祖弁財天
公園や神社の境内には、いろんな植生が見られ、自然の豊かな場所でした。
「活動記録」カテゴリーアーカイブ
2013/5/19(日) 河内風穴の観察会
【Webアルバム】
観察会ではたぶん初めての河内風穴(かわちのふうけつ、または、かわちのかざあな)に行ってきました。
多賀町博物館に集合し、3台に乗合で現地まで。
今回は鈴鹿山系の特徴である石灰岩地を好んで生育する植物群(好石灰植物というそうです)を観察するのも目的。
風穴までの道中、草花の観察をしながら山道を登っていくのですが、あれこれ目に付きだすとなかなか風穴までたどり着けません。好石灰植物のうち、ヒメフウロ、オオヒメワラビ、ヒトリシズカ、クロタキカズラなどが見られました。
ヒメフウロ
好石灰植物のI群に属し、「石灰岩地だけに生育するもの」だそうです。
クロタキカズラ
好石灰植物のIII群に属する希少種で滋賀県には多賀と湖西の朽木の2ヶ所でだけ見られるそうです。
クロタキカズラは雌雄異株の植物で雄花と雌花があります。
こちらは雌花。
こちらが雄花。
(コンデジの液晶画面ではピントが合ってないのがわかりませんでした・・・)
ようやく河内の風穴の内部へ。
小さくかがまないと通れない入り口を抜け、しばらく進むと「大広間」と呼ばれる広大な空間が広がっています。
大広間で多賀博物館の阿部学芸員から河内風穴について、詳しいレクチャーを伺いました。だいぶ昔の「探偵ナイトスクープ」でも取り上げられたことがありましたが、河内風穴にイヌを放ったところ三重県側に出たとか、伊勢まで繋がっているという伝説、あるいは真逆の方向の越前に繋がっているという伝説などの紹介なども。伊勢に繋がっているというのは、多賀大社の神様が伊邪那岐、伊邪那美で、伊勢神宮はその子どもの天照大御神ということから繋がりを求めたということかもしれないそうです。
レクチャー中、一般のお客様も一緒に話に聞き入っておられました。
大広間の底にあたるあたり耳を澄ますと、地下からゴウゴウと音が聞こえてきます。すぐ下に地下河川が流れており、その流れは芹川へ続いているということです。外気温は19度ほどでしたが、大広間の中は年間を通して12度ほど。これは地下河川の水温とほぼ同じということです。
洞窟内には、ところどころにコウモリが留まっており、まだ冬眠から醒め切れない個体が手で触れられるようなところでじっとしていました。
これはテングコウモリだそうですが、他に数種類のコウモリがいるそうです。
入り口から200m近く進んだ所で観光エリアは行き止まり。
洞窟は、いたるところに枝分かれしていて総延長は10kmを超えており、日本第3位の規模だそうです。総延長では有名な秋芳洞を上回っているのだとか。
阿部さんの案内で一般の人は立ち入らないであろうエリアに降りていくと、大広間の下を流れていた地下河川が岩の隙間から見られる場所へ。
さらにその先へ進むと観光エリアの光も全く届かない真の暗闇の世界を味わうことができました。目を開いても閉じても全く何の変化もない世界。説明が終わって照明を点けるとホッとした感じがしました。
ひと通り見終わった後、駐車場まで戻って阿部学芸員から河内風穴に棲む動物や昆虫について、パネルや標本を使った説明をしていただきました。
河内風穴のコウモリはなんと、和歌山の白浜千畳敷の洞窟と行き来しているということで、以外なほど移動範囲の広い動物だったんですねぇ。
興味深いお話をたくさんしていただき、阿部学芸員に感謝です。
ありがとうございました。
【おまけ】
「河内風穴 コウモリ」でググってみたら、「鍾乳石に埋没したコウモリ」という動画を発見!
いったい、どこにあるんでしょう???
エコライフのつどい2012 レポート
毎年この時期恒例の彦根市清掃センターでの「エコライフのつどい」の様子です。
【Webアルバム】
今年は、展示がしやすいようにとの市側の配慮から、いつものテントじゃなく施設内の一角にブースを用意していただきました。パネルをセットし、彦鬼くんグッズやらチュオン・チュオンの販売コーナーの準備も万端。
9:30からの開会式では彦鬼くんとひこにゃんが登場し、参加者も一緒に写真を撮ったりして大いに盛り上がりました。
彦鬼くんは開会式と11時過ぎの2回登場し、場内を巡回。
愛らしいキャラクターと仕草でなかなかの人気でした。
で、オニバスの展示とグッズ販売ですが、昨年までは日当たりの良い目抜き通りでの展示で行き交う人が足を止めて立ち寄っていただけたのが、今年は市側の配慮が仇となり全く人通りの無い場所での展示となってしまったため、オニバスプロジェクトとしては、全くのハズレになってしまいました。
それでもチュオン・チュオンが数千円売れたのが救いでしたが・・・
来年は、やっぱりテントでの展示をお願いしないといけませんねー。
10/8 彦根市役所 池掃除
10/8(月)の朝、オニバスプロジェクトのメンバーで彦根市役所玄関横の池の掃除を実施しました。
まだ大きな葉が広がり、訪れる人の興味を惹いていたと思いますが、花の時期も過ぎ、そろそろ葉も枯れかけてくるので見苦しくなる前に一斉に刈り取りました。
オニバスの葉の裏は浮力を得るために中空の管が通ったリブ状の葉脈が見事な幾何学模様を描いています。
部分と全体が相似形を成す「フラクタル」と呼ばれる図形のよう。
今年はたくさん花も咲いたので、実もいっぱいついていました。
大きなクッツキムシみたいな実を割ると、中はザクロのような感じで種が詰まっています。
この種は食用にもなるそうです。
来年、この種子からたくさんのオニバスが育つことでしょう。
鉢からこぼれて池の底から大きく育っていた株の根本を掘ってみるとこんなに根が張っていました。この根から生えた茎は3cm以上ありそうな太さで、1mくらいに育った大きな葉を支えていたのです。
これくらいの株がいくつも彦根城のお堀で育ってくれたらと願わずにはいられません。
【Webアルバム】
ひとまず、今年のオニバスシーズンは一段落しましたが、秋はイベントの季節。
あちこちで彦鬼くんの姿が見られると思いますので、乞うご期待!
2012年8月19日 東浦町オニバス研修旅行
8月19日(日)毎年恒例のオニバス研修旅行が実施されました。
◆写真集はこちらです。
【日時】8月19日(日)集合7時50分 出発8時
集合場所 彦根市図書館駐車場
【行き先】愛知県知多郡東浦町
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/
参加人数は彦根から16人と現地で三重県の細川健太郎さん合流で17人でした。
オニバスの写真が撮りたいと連絡があり、研修旅行の案内をしたらぜひ参加したいとのことで参加していただきました。
10時に東浦町に到着し、公園緑地課の水野さんの案内でまず飛山池の見学をしました。飛山池はオニバスの愛知県最後の自生地だそうです。
その後、於大(おだい)公園に移動し、オニバス池の見学。お昼をこの花館でいただきました。
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/18kouen/odaipark/index.html
1時から2時半まで、加藤寿芽(ことめ)先生のお話を聞きました。
加藤先生は、東浦町お住まいで、教員をされていた時、オニバスの調査にかかわったのをきっかけに、保護活動を長年続けてこられました。
いろいろなお話が聞け、大変有意義な交流になりました。
東浦町公園緑地課の水野様に大変お世話になりました。
東浦町を調べてみるといろいろと歴史のあるところですね。
カリモク家具(株)があったり、発見があります。
造り酒屋さんもあります → http://www.ikujii.co.jp/
隣の東海市にはカゴメの創業者蟹江一太郎氏の記念館もあります
http://www.tomatokan.jp/
時間があったら寄ってみたいところでしたが、今回は寄れませんでした。
◆細川健太郎さんのブログ: 世界自然紀行
http://littlejourney.blog67.fc2.com/
・なんと細川健太郎さんで検索したらヒルの写真が~~~
http://www.geocities.jp/tokaigakko/page-mitikusa36.html
芹川ホタル観察会 6/9(土)
毎年恒例の芹川ホタル観察会が6/9(土)、中藪の晒庵で開催されました。
講師の平松先生他、彦根市の職員の方々、芹川自然観察会のメンバーをスタッフとして、10名ほどの参加者にお越しいただいての観察会となりました。
例年よりは小さなお子さんの参加が少なめでしたが、海外からの留学生の方々も参加され、講師の説明やホタルの折り紙などを楽しんでいただきました。
残念ながら肝心のホタルは 2匹ほどが光っているのが見られただけで、ここ数年でも低調でしたが、近年の芹川は元々それほど多くが飛んでいることもないため、観察会の中で乱舞を見ようとすると開催場所の再考も必要かもしれません。
来年の課題とさせていただきます。
◆当日の写真集
彦根城の桜の観察会: 4/8(日)
4月の観察会は、例年は多賀方面の山野草の観察なのですが、今年は少し趣向を変えて彦根城の桜の観察会となりました。市の広報でも周知していただいたのと、彦根城の桜というテーマもあって、普段より多くの一般参加の方がお見えでした。
【Webアルバムはこちら】
桜は全く咲いていませんが、写真を見ながら心眼で満開にしてくださいw
残念ながら、ここ数日の寒さもあり早咲きの彼岸桜でさえ、まだまだツボミの状態で、ソメイヨシノは一輪の花も咲いていない状態でした。
それでも、渡邊さんから日本の桜の種類や特徴、足元に咲くタンポポなどについて詳しく説明していただき、みなさん興味深く聞き入っておられました。
オオトックリイチゴの説明をされていた時、すぐ上をサシバが飛んでいるのを発見。本来ならこの時期に平地で見られることはないはずですが、今年の寒気の影響がこんなところにも?
最初はすぐ間近を飛んでいたのが、レンズ交換している間にみるみる遠くへ。かなり残念ですが、サシバの特徴はかろうじて確認できます。
満開ならとても絵になるアングルの天守。来週くらいが見頃でしょうか。
午前中からたくさんの観光客がお見えでしたが、みなさん梅の花をバックに天守の写真を撮っておられました。
金亀公園方面へ降りてみるとミドリガメの大群が甲羅干し中。ミドリガメはオニバスの天敵ではないかと目されていて、これだけいるとちょっと大変かも。保全地付近で殖えないことを祈ります。
ヤブツバキはあちこちで綺麗な花を咲かせており、今が旬のようです。
4/3の突風で屋根が飛んだヴォーリズ洋館。
修復用の足場が組まれていますが、屋根はどこへ行っちゃったんでしょう???
早く元通りになると良いですね。
梅園は満開で、梅の花の下でお弁当を広げている団体さんもおられました。
大手門から入ってすぐのところにある大ケヤキの樹。彦根城で最大だそうで、根本周りは周囲6mほどあるそうです。途中から6本の幹が枝分かれし高さは30mほど。こうした大樹ほど周囲の環境に敏感で、今健康な状態にあるということは環境が良好な証拠だそうです。
観察会はここで解散。
帰り道、キャッスルロードの「鮎のきむら」前の枝垂れ桜が咲きかけていました。枝垂れ桜は彼岸桜と同じ系統の早咲きの桜だそうです。
12/11(日) 2011年度活動報告会&忘年会
今年度のオニバスプロジェクト活動報告会 兼 忘年会が 12/11 に開催されました。
渡邊会長の挨拶の後、事務局から主な活動についてPowerPointで説明。今年も市内のいろんなイベントに精力的に参加してきたことが良くわかり、徐々にではありますが、オニバスや彦鬼くんも認知度が高まってきていることに期待が持てました。
若葉小学校の山田先生からは、オニバスを始めとする若葉小学校のビオトープについて対外発表された資料を使って説明していただきました。オニバスの池に棲む水生動植物に児童たちが興味を持って親しんでいる様子が伝わってきました。
元・若葉小学校で城西小学校勤務の後、今は城北小学校におられる堤先生から今年の城北小学校の子どもたちの取り組みについて発表していただきました。
荒れて放置状態だった校内の池をオニバスの育つ池として再生していただき、自主参加の児童を募ってオニバスを守る活動を展開されてきました。委員の子どもたちは彦鬼くんのバッジを付けてがんばってくれていたそうです。
報告会の後は、忘年会へ。
多賀酒造の美味しいお酒と千成亭さんの豪華なオードブルが振舞われ、楽しい宴となりました。
お楽しみのプレゼントタイムは、Nobby謹製の手作りTシャツ分捕りジャンケン大会~!
彦鬼くんTシャツゲットおめでとうございます!
美鬼ちゃんTシャツも収まるべきところに収まり充実の一年の締めくくりとなりました。
来年も今年以上の活動ができることと思います。
みなさま、一年間お疲れさまでした。
来年もがんばりましょう。
エコライフの集い:動画(5) 彦鬼くん
彦鬼くん登場 2回目の(2)
エコライフの集い:動画(4) 彦鬼くん
彦鬼くん登場 2回目