この時期、毎年恒例の市役所前の池の整備活動です。
今年はオニバスの里親制度を始めるため、里親に預けるためのポット苗作りがメインの作業。
◆Webアルバム: 市役所作業
池の排水口に近い浅場にたくさんの苗が密生しています。
これらを間引いて大きく葉が育つようにし、間引いた苗をポットに植えてお持ち帰り用にします。
里親募集は少し先になるため、ポッドに小分けした苗を箱に入れて池に沈めておきます。
芽が出たばかりの種。
新しい葉が出てくると、その根本から新しい根が生えてきて、どんどん根を広げていくようです。
池には今や絶滅危惧種となっているメダカやカワムツなどの小魚が群れていてビオトープのようです。
作業をしていると、市役所に来られた方々が時々興味を持って見に来ていただきました。
オニバスのことをお話すると、興味深く聞いていただけ、里親制度にも関心を示していただけたようです。少しずつオニバスの認知度を上げていきたいものです。
市役所での作業後、去年くらいからオニバスを育てていただいている小泉町の公園へ。
ここは南彦根駅のところの跨線橋を琵琶湖側に降りたあたりにあり、八王子神社の横が公園になっており、「泉祖弁財天」が祀られている周囲が池になっています。
環境的には、日当たりも良く、水深や水の流れなどが市役所の池と似ていて、オニバスの生育には好条件が揃っているように思えました。
◆Webアルバム: 泉祖弁財天
公園や神社の境内には、いろんな植生が見られ、自然の豊かな場所でした。