4月の観察会は、例年は多賀方面の山野草の観察なのですが、今年は少し趣向を変えて彦根城の桜の観察会となりました。市の広報でも周知していただいたのと、彦根城の桜というテーマもあって、普段より多くの一般参加の方がお見えでした。
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桜は全く咲いていませんが、写真を見ながら心眼で満開にしてくださいw
残念ながら、ここ数日の寒さもあり早咲きの彼岸桜でさえ、まだまだツボミの状態で、ソメイヨシノは一輪の花も咲いていない状態でした。
それでも、渡邊さんから日本の桜の種類や特徴、足元に咲くタンポポなどについて詳しく説明していただき、みなさん興味深く聞き入っておられました。
オオトックリイチゴの説明をされていた時、すぐ上をサシバが飛んでいるのを発見。本来ならこの時期に平地で見られることはないはずですが、今年の寒気の影響がこんなところにも?
最初はすぐ間近を飛んでいたのが、レンズ交換している間にみるみる遠くへ。かなり残念ですが、サシバの特徴はかろうじて確認できます。
満開ならとても絵になるアングルの天守。来週くらいが見頃でしょうか。
午前中からたくさんの観光客がお見えでしたが、みなさん梅の花をバックに天守の写真を撮っておられました。
金亀公園方面へ降りてみるとミドリガメの大群が甲羅干し中。ミドリガメはオニバスの天敵ではないかと目されていて、これだけいるとちょっと大変かも。保全地付近で殖えないことを祈ります。
ヤブツバキはあちこちで綺麗な花を咲かせており、今が旬のようです。
4/3の突風で屋根が飛んだヴォーリズ洋館。
修復用の足場が組まれていますが、屋根はどこへ行っちゃったんでしょう???
早く元通りになると良いですね。
梅園は満開で、梅の花の下でお弁当を広げている団体さんもおられました。
大手門から入ってすぐのところにある大ケヤキの樹。彦根城で最大だそうで、根本周りは周囲6mほどあるそうです。途中から6本の幹が枝分かれし高さは30mほど。こうした大樹ほど周囲の環境に敏感で、今健康な状態にあるということは環境が良好な証拠だそうです。
観察会はここで解散。
帰り道、キャッスルロードの「鮎のきむら」前の枝垂れ桜が咲きかけていました。枝垂れ桜は彼岸桜と同じ系統の早咲きの桜だそうです。
2012年 活動計画・記録
定期開催 1/21(土)2012年度 彦根自然観察の会総会東地区公民館 2/25(土)第6回 彦根城オニバスプロジェクト定期総会東地区公民館 4/8(日)…