【写真集はこちら】 (提供:自然大好きさん)
えこサロンは多くの方が集い、いろいろな情報交換の機会です。
今回の話題は、彦根城オニバスプロジェクトの代表渡辺輝世さんの話でした。
渡辺さんが彦根城の植物を調べるようになったきっかけは定年退職後、村松七郎氏が書かれた「彦根城城山植物誌」を見て興味をもったことだったそうです。
彦根城に行き、樹木の前に立ったとき、その名前がわからなかったことがショックでそれから図鑑を片手に毎日彦根城に通って勉強し、現物を見ることの大切さを痛感したと話されました。
観察はよく見ること、見たものを記録することが基本だという話は、実際に渡辺さんが書かれている植物の記録の正確さにいつも感心しているだけに納得しました。
その後彦根城の植物調査にも参加し、専門家の指導を受けていろいろな植物を
知っていく中で、彦根城は彦根市民の鎮守の森だと実感し、少しでも多くの人に
興味をもってもらいたいと、彦根市にお願いして、城山の150本の樹木に樹名板をつ けてもらったり、樹木ウォッチングを始めたりと活動をしてこられたそうです。
彦根城には650種の植物が生育していること、貴重種が23種見つかっていることなど詳しい調査の内容は、「彦根城城山およびその周辺の植物の現状とその保護について」 (2007年彦根市観光課)として発行されていることを紹介されました。
その中で保護が必要とされたオニバスと出会ったことが「彦根城オニバスプロジェクトを立ち上げるきっかけになり、現在貴重な植物であるオニバスを守っていくために活動中です。
その後、オニバスについての紹介や、彦根城オニバスプロジェクトの活動などを
話されました。みなさん興味深く聞いてくださり、質問もいろいろでました。
オニバスが一年草であり、一粒の種から成長すること、芽がなかなかでないことなどをみなさんに知ってもらいました。 彦鬼くんも紹介できましたし、おいしい差し入れを食べながら楽しい交流会でした。
参加者、関係者の皆様ありがとうございました。
「イベント」カテゴリーアーカイブ
Viva City パネル展示&シンポジウム 11/14
11/14の土曜日、ビバシティでのパネル展示と2F研修室でのシンポジウムを覗いてきました。
オニバスプロジェクトのパネルは彦鬼くんがででんと掲示され、けっこう目立ってましたね。
その他の展示もわかりやすい内容で、近隣の小学校等が取り組まれた「つばめラボ」のレポート展示もたくさんあり、興味深い内容でした。
11時からは2Fの研修室でのシンポジウム。
最初はヨシ笛でのコンサート。
つばめラボの表彰式。
秦荘東小学校、稲枝西小学校をはじめ、個人の方々も授賞されていました。
プレゼンターは県立大学の仁蓮先生。
メインの講演は東京大学生物多様性科学研究室の北村亘さんを講師にお招きして「ツバメの家族」と題するツバメの意外な生態のお話でした。
# 都合で冒頭で抜けてしまったので、詳しい内容は把握できておりません。
# すみません。
11/15 彦根城樹木ウォッチング「彦根城の石垣と自然」
今度の週末、11/15(日)に「彦根城樹木ウォッチング」が開催予定です。
みなさま、奮ってご参加ください。
8:50 黒門前集合
オニバス パネル展示 (Viva City)
湖東地域環境シンポジウム開催に伴い、ビバシティ彦根のセンターモールにて、11月12日(木)18:00~19日(木)18:00 までオニバスのパネル展示がされますので、ご都合が付くようでしたら、是非お立ち寄り下さい。
パネル展示には、オニバスプロジェクトと関係の深い芹川自然観察の会・快適環境づくりをすすめる会・彦根市環境保全指導員連絡会議なども展示されており、NPO芹川やリサイクルステーションの展示もあります。
このパネル展示期間中に湖東地域環境シンポジウムが開催されます。
◆ 湖東地域環境シンポジウム ◆
11/14(土)
11:00 日本よし笛の会 ミニコンサート
11:20 つばめラボ表彰式
11:30 講演「ツバメの家族」
(講師 東京大学生物多様性科学研究室 北村亘さん)
13:00 – 16:00 X’masグッズ & エコグッズ作り体験
目的:
私たちの暮らしている湖東地域は山から湖まで多様で豊かな環境に恵まれています。
この豊かな環境をいつまでも大切に守り、さらに地域環境への愛着を育み、環境に対する取組の輪を広げることを目的に湖東地域環境シンポジウムを開催します。
会場:ビバシティ彦根2階研修室(彦根市竹ヶ鼻町43-1)
主催:環境フォーラム湖東
詳しい内容は、こちらからチラシをご覧ください。
◆環境フォーラム湖東: http://www.f-koto.org/
8/23は氷見のオニバス視察バスツアーです
参加者のみなさま、楽しんで行ってらっしゃい!
レポートをお待ちしています。