先日、彦根城の中掘にあるオニバス試験地で作業を行いました。
実は、一ヶ月近く前に試験地へオニバスの発芽は有るか見に行ったんですが、
残念ながら発芽を確認できませんでした。
その時の写真がどこに行ったのか分かりませんが、
ポツポツとハス(太白蓮)が生えていた程度だったのに
3週間ほどでこの有様。
まず、このハスを刈り取らなければなりません。
このハスの下に、昨年植えつけたオニバスの鉢が隠れてる。
ひょっとして、オニバスの芽が出てるかも?
なんて期待しながら除去作業始めました。
ハスを除去した部分に昨年沈めておいた鉢(タライ)が出てきました。
残念ながら、一株もこの試験地にはオニバスが発芽していませんでした。
試験地には一株も生えなかったんですが、
試験地以外では立派に自然発芽していてくれてます。
いつも自然発芽している場所と、この試験地とは同じ中掘りなのに
どんな条件の違いがあるんでしょうね
考えられる理由は幾つかあるんですが、確証がない。
まだまだ、勉強です。
ハスも、そこそこ除去できたところで昨年の鉢へ
自宅で発芽させたオニバスを移植しました。
ハスに邪魔されずに、元気に大きく育ってほしいものです。 (合掌
このオニバスに邪魔なハスを太白蓮(たいはくれん)と言いますが、
名前の白だけじゃなく、一部ピンク色のものもあります。
これ、太白蓮の蕾を切断したものです。 ↓
作業お疲れ様です。
読ませてもらうにつけ、不思議なそして気まぐれな植物だなあと思います。
そんな植物が、本当に江戸時代、毎年お堀にあったのかどうか不思議な気がします。
>イデハヤタ さま
オニバスって、本当に気まぐれです。(だから可愛い♡
彦根のオニバスは縄文時代の化石からも見つかっています。
太白蓮は、明治になってから植えられたとか…?
でも、江戸時代に夏場しか繁殖しないオニバスを
城の防御に本当に使ったんでしょうかね?(不思議です。
2010年 活動予定・記録
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