【Webアルバム】
毎年恒例の彦根城樹木ウォッチング&オニバス観察会。
今年は好天に恵まれ、スタッフを含めると40名を超える参加者がありました。
まずは玄宮園を巡りながら園内の樹木の説明。玄宮園は照葉樹が多いのが特徴で、クスノキ、タブノキ、葉書の樹など彦根城とは異なる植生が見られます。
観察中に上空を飛ぶタカ類と思われる鳥が現れるというサプライズも。写真は残念ながら普通のトビでしたが、飛んでいたのはサシバと思われます。
この時期、タカの渡りが始まる季節。
23日には佐和山でタカの渡りの観察会がありますので、ぜひご参加ください。
池の中央辺りに珍しい水生植物のコウボネが花を咲かせています。
玄宮園を出て、桜場駐車場から中堀を見下ろすと足元に3株、対岸に1株の大きく育ったオニバスが。ここ2年ほど中堀では見られなかったので、とても嬉しいです。ただ、自生している場所は天然記念物指定地から少しだけ外れた場所になります。お盆頃に見られたアゾラもすっかり無くなっていて、あれは何だったんだという感じ。
開花が見られなかったのが残念でしたが、数年ぶりで中堀に大きな葉を広げたオニバスを観察することができ、参加者の方々は一様に満足されていました。
この後、金亀公園事務所前に戻り、11時からオニバスの観察&説明会。
ご覧のとおり、市役所から移植したオニバスが大きく育ち、花も咲いています。
試験地は例年は大きな鉢を置いて植えているのですが、今年は直植えしたのが大きくなった要因のように思われます。
新聞の取材もあり、観察風景を撮影していただきました。ちょびっとサクラモードですけど。 (^_^;
彦鬼くんグッズの即売も。
缶バッジ、キーホルダーなど。
詳しくは、当ホームページの「グッズ」のページで。