【Webアルバム】
今年の桜の観察会は、お天気にも恵まれ、桜も盛りで絶好のお花見日和となりました。
彦根城表門口に集合でしたが、たくさんの参加者にお越しいただいて、大盛況でした。
入城前にソメイヨシノをはじめとする場内の桜についてひとしきりレクチャーがあった後、天守目指して出発。
【観察ルート】
1) 表門入場口
2) 天秤櫓下(ニホンタンポポなど)
3) 鐘の丸(オオシマザクラ、ヤマザクラ、エドヒガンなど)
4) 廊下橋(オオトックリイチゴ)
5) 天秤櫓~太鼓門櫓経由 本丸(エドヒガンなど)
6) 西の丸(エドヒガン枝垂れ桜)
7) 出曲輪
8) 山崎曲輪(エドヒガン枝垂れ桜)
9) 黒門(解散)
◆彦根城の施設はこちらのリンクから
彦根城には4種類の桜がありました。
1200本あると言われる桜のほとんどはソメイヨシノ。
その他に、ヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン。
薄墨桜というのもありますが、こちらはエドヒガンと同一種らしいです。
枝垂れ桜は同じ種類で樹形が違うとのことで、オオシマザクラとエドヒガンの枝垂れ桜がありました。
なお、ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンのハイブリッドということでした。
その他の植物では彦根の天然記念物「オオトックリイチゴ」、ニホンタンポポなどを観察。
一昨年の観察会では天守のすぐ北側に大きなヤブツバキの樹があったのが、伐採されていて少し寂しい気持ちに。
ここ一年ほどの間に石垣の保全のために多くの樹木が伐採されていて、もったいないと思うのですが、文化財である石垣の保全と自然保護、どちらを優先すべきかというと行政としては前者になるのかと。世界遺産登録の話もありますしね。難しいものです。
ニホンタンポポは身の回りでは見かけなくなってしまいましたが、お城の中では鐘の丸付近をはじめ、たくさん見ることができます。
鐘の丸のオオシマザクラ。
鐘の丸ではヤマザクラ、エドヒガン、ニホンタンポポなどが見られます。
彦根の天然記念物・オオトックリイチゴは廊下橋のたもとに自生しており、大きな説明用の看板もあります。
本丸の端っこにエドヒガンの巨木があります。
小ぶりで可憐なエドヒガンの花。
とても魅力的
【今年度の活動計画はこちら】
2014年 活動計画・記録
定期開催 1/18(土)2014年度 彦根自然観察の会総会東地区公民館 2/15(土)第8回 彦根城オニバスプロジェクト定期総会彦根市民会館 第1会議室 …