2010年活動予定(暫定)

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1月9日、東地区公民館で彦根自然観察の会の総会が開かれました。
役員の改選、会計報告等の後、2010年の自然観察会等の予定を決定しました。
暫定ですが、「オニバスプロジェクトについて」のページに「2010年度 活動予定・記録」のページを追加し公開しましたのでご確認ください。
今のところ、こんな予定です。

  • 1/29 – 2/5 彦根市役所・パネル展示
  • 2/20 第3回総会
  • 5/9 荒神山 延寿寺周辺自然観察会
  • 6/13 彦根城樹木ウォッチング
  • 8/22 研修バス旅行・明石市オニバス見学
  • 9/5 彦根城樹木ウォッチングでオニバス観察
  • 10/17 雨壺山でキノコ観察
  • 11/14 彦根城樹木ウォッチング「彦根城の石垣と自然」
  • 12月 2010年活動報告会&忘年会

彦根城オニバス保護地保全活動

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本日、金亀公園事務所前の保護地の掃除を実施しました。
活動の模様は「2009年 活動予定・記録」「2009/11/23 彦根城オニバス保護地保全活動」をご覧ください。
すっかりきれいになりました。
私は釣り用の浮き輪で深場のハス退治を担当。
泥底に足ヒレを絡め取られて探すのに往生しました。
なんとか見つかって良かったです。
「蓮根に 足ヒレ取られて もらい泥」 : のび

Viva City パネル展示&シンポジウム 11/14

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11/14の土曜日、ビバシティでのパネル展示と2F研修室でのシンポジウムを覗いてきました。
オニバスプロジェクトのパネルは彦鬼くんがででんと掲示され、けっこう目立ってましたね。
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その他の展示もわかりやすい内容で、近隣の小学校等が取り組まれた「つばめラボ」のレポート展示もたくさんあり、興味深い内容でした。
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11時からは2Fの研修室でのシンポジウム。
最初はヨシ笛でのコンサート。
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つばめラボの表彰式。
秦荘東小学校、稲枝西小学校をはじめ、個人の方々も授賞されていました。
プレゼンターは県立大学の仁蓮先生。
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メインの講演は東京大学生物多様性科学研究室の北村亘さんを講師にお招きして「ツバメの家族」と題するツバメの意外な生態のお話でした。
# 都合で冒頭で抜けてしまったので、詳しい内容は把握できておりません。
# すみません。

オニバス パネル展示 (Viva City)

湖東地域環境シンポジウム開催に伴い、ビバシティ彦根のセンターモールにて、11月12日(木)18:00~19日(木)18:00 までオニバスのパネル展示がされますので、ご都合が付くようでしたら、是非お立ち寄り下さい。
パネル展示には、オニバスプロジェクトと関係の深い芹川自然観察の会・快適環境づくりをすすめる会・彦根市環境保全指導員連絡会議なども展示されており、NPO芹川やリサイクルステーションの展示もあります。
このパネル展示期間中に湖東地域環境シンポジウムが開催されます。

◆ 湖東地域環境シンポジウム ◆
11/14(土)
11:00 日本よし笛の会 ミニコンサート
11:20 つばめラボ表彰式
11:30 講演「ツバメの家族」
    (講師 東京大学生物多様性科学研究室 北村亘さん)
13:00 – 16:00 X’masグッズ & エコグッズ作り体験
目的:
私たちの暮らしている湖東地域は山から湖まで多様で豊かな環境に恵まれています。
この豊かな環境をいつまでも大切に守り、さらに地域環境への愛着を育み、環境に対する取組の輪を広げることを目的に湖東地域環境シンポジウムを開催します。
会場:ビバシティ彦根2階研修室(彦根市竹ヶ鼻町43-1)
主催:環境フォーラム湖東

詳しい内容は、こちらからチラシをご覧ください。
◆環境フォーラム湖東: http://www.f-koto.org/

オニバスの種

しばらく更新が止まってました。
遅ればせながら9月30日にお城の堀と市役所の種の採取を実施しましたので、簡単にご報告です。レポートは事務局の中川信子さんです。
種のレポートは、こちらのブログでも。
◆イデハヤタのページ: オニバスの種
◆onibasu: 種が弾けました。
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9月30日、雨の中でしたが、彦根市役所前の池に展示していたオニバスを片付け、中堀のオニバスから実を採集しました。
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中堀は花は咲きませんでしたが、閉鎖花がコロコロとかわいい実になっていました16個の採集ができました。お堀の中を胴長で採りにいってくださった藤本さん、寺本さんありがとうございました。
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城西小学校に行ったら、教室の窓からのぞく児童たちから「オニバスどうするの?」
「オニバス」「オニバス」とワイワイ声がかかり、そのまま置いておくことになりました。
種が落ちて来年芽をだしてくれるといいですね。
みんながオニバスをしっかり守っていてくれる様子に感激しました。
持ち帰った実はバケツの中で水につかっています。
時期がくると実の上部が取れて、種が飛び出します。
また報告しますので楽しみにしていてください。

エコアドベンチャー in 曽根沼 9/26(土)

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9/26(土)に彦根青年会議所主催の「エコアドベンチャー in 曽根沼」というイベントがあり、彦根自然観察の会のメンバーが講師として参加してきました。
会のメンバーは、彦根城の屋形船(ただし屋根無し)を使って曽根沼の水生生物・植物を観察する「曽根沼探検隊」と沼の周りの野鳥や植物を観察する「自然はありが隊」を担当。
少し風があり船が流されて大変だったりしましたが、少し汗ばむほどのお天気に恵まれ、参加された親子連れの方々も丸一日楽しんで帰られたようでした。
私は、ずっと船のほうで佐藤さんの説明のアシスタントをやってまして、けっこう楽な役回りをさせてもらっておりました。陸上での保護者への説明担当の金子さん、出雲さん、お疲れさまでした。
また、「自然はありが隊」担当の方々もお疲れさまでした。
写真のほうは、曽根沼探検隊のものしか撮れていません。
【写真集はこちら】
あと、「既存種お助け隊」という外来魚駆除の釣りイベントもありましたが、個人的には目的はどうあれ子どもの手を使って生き物の命を奪うという企みには賛同しかねます。
この手の釣り大会が滋賀県のあちこちで行われているのは残念です。
在来種の環境保全のために人間が管理の手を加えるというのはやむをえないとは思いますが・・・

氷見 十二町潟公園 9/19

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【写真集はこちらから】

連休を利用して富山の釣り大会に参加するついでに、9/19の午前中、氷見の十二町潟のオニバスを覗いてきました。
8/23のバスツアーに参加された方には特に目新しい写真や報告もありませんが、簡単にコメントしておきます。
氷見市の市街地から車で数分の郊外にある十二町潟は、想像していたよりこじんまりとした規模の水路で、自然をうまく利用して園地化され、訪れたときも市民の方々が散歩などに来られていました。
オニバスは橋の上からあちこちに葉を広げているのが観察できましたが、競合するヒシなどは橋の周囲には無く、保全のために何か手を入れられているのかなという印象でした。
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バスツアーの時にも指摘がありましたが、氷見のオニバスと彦根城のものを比べると、一見して葉の形や表面のトゲの付き方などが違うことに気づきます。
彦根城の葉は、成長するとほぼ円形になっているのに対して、氷見の葉は小さい頃の矢じり形の名残があり、ハート型というか、桃型というか、葉に切れ込みが入った形が見られます。
また、表面のシワも彦根城のものより少なくつるっとした印象で、それに付随するのかトゲも少ないように思います。DNAも少し違うと聞いていますので、同じオニバスでも系統が違うのかなと思います。
数日来の冷え込みのせいか、午前中にも係わらず残念ながら開花は確認できませんでした。また、バスツアーで報告のあった2mほどの大きな葉というのも橋の上や周囲からは良くわからなかったのが残念です。
p.s.
良く見るとワイド端で撮った写真の四隅がフィルタでケラれてますね。
プロテクトフィルタ付けたままPLを重ねたのが敗因みたいです。
次から気をつけよう。