今年も昨年同様、9月の第1日曜日に「彦根城樹木ウォッチング」が開催されました。
黒門前に集合し、金亀公園管理事務所前の試験地のオニバスと玄宮園の樹木観察、桜場下の天然記念物指定地のオニバス観察というメニュー。
天気にも恵まれて比較的涼しい中、たくさんの方にご参加いただきました。
試験地のオニバスは、自然発芽のものは根付かず、他から移植したものですが、大きく葉が広がって親指大の大きな花が咲いていました。他にも2株ほど育ったものもそれぞれ花を付けていて、初めてオニバスを見た参加者の方は嬉しかったことと思います。
玄宮園に移動し、順路沿いに育つ樹木の説明を渡邊代表から。
玄宮園の入り口近くに「葉書」の語源となった「タラヨウ」の大木があり、実際に葉の裏にペンで傷を付けると黒くなって文字がかけるのを実演されてました。
ところどころで立ち止まって説明。
玄宮園内から天守が借景として見えて絶景です。
園内から尾末町側の中堀を覗くとたくさんのハス。
昨年はほとんど広がっていなかったのが、だいぶ戻ってきた感じです。
桜場の石垣下には、7-8株のオニバスが比較的大きな葉を広げていました。
残念ながら開花は確認できず。
天然記念物指定地に自生する貴重なオニバスを見て、この先もずっと守っていかないとあきませんね、と参加者の方もおっしゃってました。
次回は、9月22日の祝日に9時から「佐和山のタカの渡り」の観察会です。
昨年は数百のタカが鷹柱となって上空高く舞い上がっていくところが観察できて大興奮でした。
ぜひ、ご参加ください。