彦根市役所のオニバス、まだ葉はそれほど大きくないですが、一輪大きな花を付けていました。
先日の勉強会の時に間引いた苗も少しずつ大きくなり、丸い葉に変わってきています。これからどんどん大きくなるのが楽しみです。
【Webアルバム】
中堀の天然記念物指定地を覗いてみたところ、目の届く範囲ではオニバスの姿は見えませんでした。県立大のご協力で設置されたフェンスの中もオニバスは無くなってしまったようです。フェンスは目の大きさを変えてカメや魚などの水生生物による影響を調べる目的で設置されていますが、魚やカメの入らない中も無くなったらしく、ザリガニが多数見つかったということで、ザリガニによってオニバスが無くなったのかどうかをさらに調べることになりそうです。
オニバスだけでなく、数年前はハスはヒシで覆われていたお堀がそれらの植物もほとんど見られなくなっているため、水質悪化を含め原因調査が必要と思われます。
見た感じ、粉っぽい感じの水で、濁りもひどく、コイもパクパクしている様子は酸素不足のようでもあります。
写真は一塊だけ見られた『オオマリコケムシ』
ハスやヒシの群生とともに、オニバスがたくさん見られた年は、コケムシも至るところに見られましたので、何らかの因果関係があるのかなと思ったりしています。
金亀公園事務所前の試験地は市役所から移植して鉢の中に植えたものだけが残っていました。もう少し大きくなれば水中に沈めてあげて、葉が広がるようにできると良いのではと思います。
少し足を伸ばして小泉の弁天様の池をチェック。
きちんとフェンスをしていただいて順調に育っているようです。
たまたま渡邊代表も見に来られていて、来年は苗もここで育てられると良いねというような話をされていました。
花が咲くまではもう少しかかりそうですが、ここもこれからが楽しみです。