27日の午後、彦根市役所、中堀、試験地のオニバスの観察に行ってきました。
市役所玄関脇の池ではご覧のような花が一輪咲いており、葉も1メートルを超えるくらい大きく育っていました。
手前の深いところに鉢を置いた株からは大きな葉がいくつも広がっています。奥の浅いところは種が溜まって自然に芽が出ていますが、こちらの葉は少し小ぶり。
例年なら何株も自生のオニバスの葉が広がる桜場下の中堀ですが、今年は全く見られず。
お堀の様子で異変を感じるのは、オニバス以外のハスやヒシなどの水生植物も全く育っていないこと。玄宮園の前も例年ならハスの花がいっぱい咲いているのですが、花どころか葉も見られません。
植物が無い分、コイやソウギョ、カメなどの動物が目立って見えますが、これらの動物が植物を駆逐したのではないような気がします。
ハスが育って、その株の根本にオオマリコケムシなどの群生も見られるのがいつものお堀なのですが、今のお堀は透明度も低く粉っぽい感じでコケムシすら生きられない酸欠状態のように見えました。詳しい調査が必要なのではないでしょうか。
◆27日の写真集
◆25日の自然大好きさんの写真
今年も彦根城のオニバスを見たくて大阪から見に行きましたが今年は生育も悪く全然咲いていなくて それだけに終わらずハスもきれいだったのに影も形も無くなっていました。
これはいったいどうなったのでしょうか?
ハス子さん、
コメントありがとうございます。
わざわざ大阪からありがとうございました。
今年はオニバスのみならず、ハスやヒシなど例年なら中堀を覆い尽くす状態になるはずが、全く生育していませんでした。
春先の冷温の影響か、何らかの水質変化の影響なのか全くわかっていないのですが、来年も同じようなら深刻な事態と考えています。
また何かわかりましたら、このページでご報告させていただきます。